要件定義は自己流でもやっておくべき
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要件定義とは要するに解決してほしい問題に要求される条件です。例えば数学の問題を解くときに、この公式を使って、こういう考え方で、こういう単位で答えを出さなくてはいけないと定義することです。 PCなんかで動作要件が出ているのは動作に必要な環境で、こういう環境を用意してほしいというラインを示しているのです。 STEM部ではソフトウェア開発する時に要件定義をしっかりやっている班は少ないのかもしれませんが、ある程度の方針を固めておくことによって開発が楽になります。
大友内装(粒)式要件定義
自己流要件定義のノウハウを書き連ねておきます
- 動作環境は?
- 開発に使用するソフトウェアのバージョンやらフレームワークは?
- だれを対象とするのか
- 完成させるのに必要な機能は?
- 必要になりそうなモジュールや拡張機能、ライブラリは?
- どういうUIデザインにするか
自己流なので絶対書き方としては正しくないですが、こうやって記述することによって自分が何を作ろうとしているか見つめなおすことができます。
実際に書いてみた
業務用ITソフトウェアの開発するとて書いた書類の書き起こしです 図書館の蔵書管理をするソフトの開発ですね。バージョン書いてないのは当時知らなかったからです。
動作環境
- Webベース
使用ソフトウェア
- Java20
- Spring
- JDBC
- Meven
- html
- eclipse2022
- MySQL workbench
対象者
- 図書館管理者(貸出返却管理)
- 蔵書検索をする顧客
必要な機能
- 検索機能
- ログイン機能(できれば)
- 貸出返却処理
必要なモジュール
- Spring Boot
- Spring security(多分)
- MySQLドライバ
- Mevenのドライバ
UI
- html直打ち
おわりに
完全に見るのは自分だけだったので、検索したり書籍で調べるときに困らないように、単語をピックアッ プしていく形をとっています。 見るのは完全に開発者で1人開発だったので結構あっさりめに書きました
要件定義、しておくだけで開発難易度が落ちるかもしれません。質問するときにも教えてほしい情報です。まとめてみたらどうでしょうか? よいプログラミングライフを!