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「何もしていないのに壊れた」から学ぶエラー解決法

· 約6分
ootomonaiso
8期生,部長,業務用ITソフトウェア・ソリューションズ班班長

「何もしてないのに壊れた」 PC初心者がつい言いがちなこの言葉はかなり質問されている側としてはイラっとするんですが、何にしせよ質問するときにこちらが解決するための情報を与えられないのは名探偵コナンは裸足で逃げ出し、金田一は110番するレベルの難易度です。これをされたら泣くしかないよね。現に何度も泣いたしさ。

なぜ「何もしていないのに壊れた」を引き起こすのか

恐らく「何もしていないのに壊れた」を引き起こす理由として、全てに共通するのは「全ての操作でバグが発生する恐れがあることを知らない」というところにあると思います。「何もしていないのに壊れる」ということはまず引き起こされるはずがないのです。何かしらの変更を与えてそれが間違っているとエラーが出るのです。 今まで遭遇した「何もしていないのに壊れた」を解決するにあたって、その原因となる理由をいくつか紹介します。やったね。

自分が何をしたか覚えてない

エラーを追うのに必要な「エラーが起きる直前に何をしていたか」が分からないために、どこで何をやらかしたかが分かっていないのがこのケースに当たります。ファイルの書き換え系であれば更新日時を追っかければ解決できるかもしれませんが、Gitを導入していない環境下では、変更されたファイルは分かっても変更内容が分からないのでいともたやすく詰みます。対戦ありがとうございました。しかしながら、プロジェクトに含まれるフレームワークやAPIなどの既存の設定を扱うjsonファイル、xmlファイルなどであれば、プロジェクトファイルをプログラムで作成した場合、別プロジェクトからの移植が可能である場合があります。(21敗)

エラーログを読まない

エラーログが出たとしても「ERROR」の文字に目が行ってしまい、「どんなエラーが出たかの詳細」よりも「エラーが出た事実」を優先してしまう人が多く、情報量の塊のエラーログをないがしろにしてしまう人がいます。そのせいでエラーログを吹き飛ばして「エラーが出た!実行しただけなのに!」と呼ばれることがあります。また、精神的に萎えて流れるようにソフトを落としてしまってエラーログを吹き飛ばしてくれたこともありました。その場合再実行をかけてやればいいのです。大概イライラしてソフト落とす人は逆切れしてくるので精神壊します エラーログほど我々に情報を与えてくれるソースはありません。エラーログを読んで、解決方法を探せばエラーは解決できます。(15敗)

「何もしていないのに壊れた」からの脱却

エラーを解決するためには、、まず自分でエラーログを読む必要があります。 エラーが出てこない場合は特定の動作の後にコンソールに情報を書き出してもらったりするのも有効でしょう。 エラーログを見てどこでやらかしたかわかれば後はもうGoogleで公式ドキュメントを読むなり先駆者の情報を漁るなりChatGPTに聞いてみたりするのも有効です。 エラーログを読んで、自分が何をしようとしているかわかっていれば、試したことなどを伝えて先輩を頼るのも1つの手だと思います。